荒尾市・O様邸引き渡し完了です!
- 2015.12.29 | 現場日記
荒尾市のO様邸年内引渡しの目標を達成できました。
施主様の希望で玄関横にはスロープと手すりを取り付けました。
O様がご年配の方で、落ち着いた和風を希望されましたのでモルタル塗の外観仕上げとしました。
周囲が竹やぶであるために、南面の縁桁以外はできるだけ木部を出さず、苔などが生えないようにしました。
「わたくし達の設計にはすべてに意味があります」というどこかのハウスメーカーのCMがありますが、いろいろと設計をするうえで検討することは多いです。
玄関ホールと和室は真壁、ジュラク塗仕上げです。床は檜の無節材を使用しました。
広いLDKは床暖房を設置しているので非常に暖かいです。同面積の部屋であれば電気代はエアコン並みです。冬場の竣工ではメリットをすぐに感じられ、設置費用もそこまで高くないので絶対お勧めです。
国産の畳表を使用しました。このあと、新しい仏壇が納入されました。
LDKから続く和室なので空間を広く見せるために間仕切り建具の高さを2m(通常約1.8m)とし、付鴨居を回し、欄間をなくしました。こちらの方が個人的にはスッキリします。
ちなみに縁側との間仕切りは雪見障子です。これから雪が降る時期なので、趣を感じられたらいいな。
本日、引っ越しもされ、お客様のご希望であった新居で新しい年を迎えたいとの目標を達成できて本当に良かったです。
しかし、新築の住宅はリモコンが半端じゃないくらい多いです。わずらわしがられなければいいのですが、心配です。